静岡県熱海市の土石流や8月の九州北部や関東地方の大雨など、各地で大きな風水害が発生している。合わせて新型コロナウイルス感染症が依然として猛威を振るい、いま、感染症対策を含めた災害時の準備が求められている。秦野市では感染を恐れて避難の必要な人が避難所への避難を躊躇することがないように風水害時避難所での過ごし方を公開、感染防止の協力を呼びかけている。
避難所は感染対策物品が十分とは言えない
避難所には感染症対策の物品が十分に確保されていないことが多い。マスクや体温計、ウェットティッシュなどは事前の準備が必要。また台風の接近などは事前に予測ができるため、体調がすぐれない状態が続いている場合は、接近前に医療機関を受診しておくのも安心。
避難所に専用スペース
各避難所では体調がすぐれない人専用のスペースが用意されている。数に限りがあるほか、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者や濃厚接触者などの専用避難所もあるため、避難前に秦野市防災課(【電話】0463・82・9621)へ相談が必要。
避難所での過ごし方は
避難所では検温や健康状態の確認をして、適切な避難スペースに職員が案内する。発熱や咳など体調がすぐれない場合は、列に並ばずに職員に声をかける。感染防止対策として段ボール製の間仕切りでパーソナルスペースが作られるが、ない場合は2メートルほど間隔をあけて過ごす。
市は「ストレスや不安を抱える方も多くいると思いますが、避難所運営にご協力をお願いします」と話している。
▷秦野市の風水害時避難所一覧
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1591750161266/index.html
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>