第12回秦野市親子川柳大会表彰式が11月13日、市役所教育庁舎で行われた。普段は言えない感謝やふれあいを川柳を通して表現することで、家族の交流を深めることを目的に2010年度から開催してる同大会。今年は小・中学校から989作品の応募があった。
その中で親子川柳大賞に選ばれたのは、伊藤菫さん(南が丘小6)と母・桃子さんの作品「(子)面倒だ 宿題悩む 夏休み」「(母)麺どうだ? 献立悩む 夏休み」。伊藤さん親子にとって川柳づくりは夏休み恒例となっており「また今年も夏休みの宿題、面倒だなぁ」という菫さんの素直な一言から考えていったという。「夏はそうめんや冷やし中華などの麺類になりがち」という桃子さん。そんな日常のひとコマをユーモラスに川柳にした。大賞受賞について菫さんは「ノリと勢いで作ったので本当にいいのかなと思った」と話すが、妹も佳作を受賞しW入賞を家族で喜んだとか。「わいわい仲良く考えたので受賞できてうれしい」と桃子さんは話していた。
その他の入賞者は次の通り(敬称略・大賞のみ川柳も紹介)。【ハートフル大賞】伊藤咲華(えみか)(渋沢小4)・愛美(めぐみ)(母)/(子)コロナだよ 帰ってこれるの ご先祖様(母)盆棚に マスク置いとこ きてくれる【ベスト親子大賞】門脇愛里(東中2)・麗香(母)/(子)とどいたと つまさき立ちの 達成感(母)まだまだと こころ浮き立つ 背伸びかな【特別賞】▽秦野商工会議所賞/甲田大雅(たいが)(西小5)・祐美(母)▽秦野市農業協同組合賞/西島悠斗(東小3)・健司(父)▽国際ソロプチミスト秦野賞/横井空(広畑小6)・恵子(母)▽秦野ロータリークラブ賞/根岸望珂(もか)(末広小5)・カズ子(祖母)▽秦野ライオンズクラブ賞/伊歩望(あゆむ)(大根中3)・幹男(父)▽秦野丹沢ライオンズクラブ賞/川本悠生(ゆうき)(大根小6)・浩平(父)▽秦野名水ロータリークラブ賞/野上遥真(はるま)(上小1)・かおり(母)▽秦野市PTA連絡協議会長賞/玉田美優(広畑小4)・恵(母)
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