兄・琉煌さん（左）と妹・萌来美さん
「第43回関東中学校ゴルフ選手権秋季大会兼春季全国大会予選大会」の男子の部が10月28日、女子の部が11月２日に真名カントリークラブ（千葉県）で行われ、田村琉煌（るか）さん（渋沢中３）と妹の萌来美（もなみ）さん（同中２）が全国大会出場を決めた。
男子の部は６２３７ヤード、１１５人が参加し、女子の部は５８７２ヤード、１１８人が参加。ともにパー72で競い、シードを除く上位18人が全国中学選手権春季大会（３月21日〜25日、兵庫県）への出場を決めた。
琉煌さんは１番ホールで緊張からトリプルボギーとなるも、後半にかけて気持ちを切り替え安定したプレーで最終ホールへ。最後の一打、時間をかけて丁寧に打ちバーディーに。トータル72で14位につけ全国出場を決めた。「ミスを挽回して優勝した自分の好きな選手のハイライトを思い出して、うまく気持ちを切り替えられました。全国でも上位を目指したい」と意気込んだ。
「優勝を目標に試合に臨んだ」という萌来美さん。緊張もあったが、集中したプレーで前半を32の好スコアで終え、同率１位で後半へ。前半のプレーがうまくいった反動からか少しミスが出たが後半を35で抑え、トータル67で３位となった。「途中から気持ちとプレーにズレが出始めてしまいました。全国大会までに時間があるので精度を調節していきたい」と話した。
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