秦野市立鶴巻小学校で5月13日、4年生を対象に青パパイヤの育て方の授業が行われた。
青パパイヤは鳥獣被害や病害虫に強く、はだの都市農業支援センターを中心に、秦野市内での特産化をめざし昨年度から試験栽培を行っている農産物。特産化に向け次代を担う子ども達に興味を持ってもらおうと働きかけたところ、鶴巻小学校が手を挙げ、昨年度は3年生を対象に食育教育が行われたほか、学校給食でも青パパイヤが使用された。
今年度は、昨年度の食育教育に引き続き、授業で学ぶだけでなく実際に育てることによって導入の経緯や農作物を育てる大変さを学んでもらおうと、1学年上がった4年生を対象に授業を実施。講師は市農業振興課の職員で、自身も青パパイヤの栽培を行っている桐山篤さんが務めた。
はじめに、桐山さんは「青パパイヤクイズ」を通して、昨年学んだ「なぜ秦野で青パパイヤを育てるのか」、「どんな植物か」などを復習。青パパイヤを育てるのに必要な「栄養をあげる」「草を抜く」という2つの工程も、児童らに指導した。その後、桐山さんらが整備したプール裏の畑に移動し、代表の児童が青パパイヤの苗を植えた。児童のひとりは「成長が楽しみ」と話していた。
植えた青パパイヤは、児童らが収穫しやすいハワイオウロとパッションゴールドという2品種の計10本。桐山さんによると県内の小学校で青パパイヤを栽培するのは初めてだといい、9月までは児童と共に除草作業などを行い、10月頃に収穫体験の授業を実施予定だという。
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