秦野高校剣道部女子の3年生(鈴木咲耶さん・福留百々花さん・塩原千穂さん・橋本祐穂さん・濱野凪紗さん)が団体で、男子3年の棚本天斗さんが個人で、本日6月2日から千葉ポートアリーナで開催される「第70回関東高等学校剣道大会」に出場する。男女とも、同大会への出場は創部以来初の快挙となる。
後輩が入らなかったため、今年が一つの区切りとなる秦高剣道部女子。団体戦ギリギリの3年生5人という少数精鋭で、県大会に挑み、ベスト4入りを果たした。
同部女子の強みは、同級生チームならではの結束の強さ。試合運び等の戦略を考え、気持ちで負けない攻めの姿勢で先輩たちも目標としていた関東大会進出を勝ち取った。「全力で慢心せず臨み、いい形で夏の大会にも繋げたい。自分たちの引退後、新しい後輩が入り思いを紡いでくれたら」と5人は話す。
一方、男子個人準優勝で県大会を突破した棚本さん。西山和毅顧問によると、「県立高校でこの大会の決勝に進んだのは初ではないか」という。
兄3人の影響で小2から剣道を続けている棚本さんは、高校最後の年にその努力を実らせた。「目標としていた兄たちの動きに近づけた実感がありました」と喜びを語る。たゆまぬ鍛錬で培った技と体力、さらには県大会での自信を胸に、かつて兄が優秀賞を取ったという関東大会に挑む。
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