受賞した紙面を手に笑顔の諸星さん
秦野市の発行する「広報はだの」が、平成22年県広報コンクール・一枚写真部門で最優秀賞を受賞した。
受賞したのは、同紙９月１日号の表紙を飾った市内寺山の森林の中での写真。樹齢１００年を超えた木々のそびえ立つ様子をとらえた。「写真として迫力があり、人工林の放置などの地域の問題、動きが集約された１枚で、秦野らしさが伝わる。１枚の写真だけで伝える力、訴える力がある写真」と評された。
撮影した市広報課の諸星照二さんは、「昨年は惜しいところで逃した賞なので今年はとれてよかった」と満面の笑みを浮かべる。地面に寝転び、低い位置から撮った。撮影に夢中で、起き上がったとき腕にヤマビルがついていたのだとか。
諸星さんは、「これからも市民の皆さんに読みやすく分かりやすい広報づくりをしていきたい。日頃行っていることがきっとコンクールの結果にもつながってくると思います」と話した。
また同紙は、広報紙市部部門で佳作、組み写真部門で優秀賞を受賞している。
最優秀賞の広報はだの９月１日号
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