生け花の楽しさを作品に 小学生19人が学んだ技術を披露
練習で学んだことを生かし作品を完成させた
「いけばな小原流渋沢地区こども教室実行委員会（平井五百合代表）」が堀川公民館で今月5日と6日、今年初めて堀川公民館で「伝統文化いけばなこども教室ミニ花展」を開催した。期間中は小学1年生から5年生までの生徒19人の作品が、会場に並べられた。
同実行委員会は、子どもたちに生け花の楽しさを知ってもらおうと、秦野市在住の小原流小田原支部会員3人で結成された。文化庁委託事業の教室として、昨年7月から全10回の授業が行われた。今回の花展は、今までの練習の成果を披露するもの。
生徒は展示のために5日、チューリップやスイートピー、菜の花などから好きな花材を選び、思いおもいに生けて作品を完成させた。参加した多出村妙子さんと紗希さん（南小3年）親子は「家に帰ってから一緒に花を生けることもできたので楽しかった」と振り返った。平井代表は「小さい子も上手に生けていた。参加者の要望を受け、親子で挑戦してもらうなど、皆さんに楽しんでもらえたと思う。今後も教室を開催できれば」と話した。
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