秦野赤十字病院 雛人形で元気づけたい
立野台の秦野赤十字病院のロビーで3月4日(金)まで、雛人形の展示が行われている。ロビー中央の大きな階段を雛壇に見立て、約30体の雛人形が見事に並んでいるほか、上段にはつるし雛も飾られている。
これは暗くなりがちな病院を明るくしようと同病院のボランティアグループ(三宅民子代表)が企画しているもので、今回で9年目。雛人形はボランティアのメンバーが子どもの頃に飾っていた40年以上前に作られたものを使用し、年配の患者も「懐かしい」と喜んでいるという。階段の前で立ち止まる人も多く、同グループは「毎年見に来てくれる人もいる」と話す。
今年の1月には、同会を長年まとめてきた三宅代表が病気で入院。天野陽子副代表は「三宅さんが不在で大変だけど、今年も飾ることができた。患者さんはもちろんだけど、入院中の三宅さんをなんとか元気づけられたら」と願いを話す。
同グループは約80人が活動していて、病院の支援のほか、七夕やクリスマスなど季節ごとに様々なイベントを企画。次の催しは、端午の節句に合わせて4月下旬に五月人形を飾る予定という。ボランティア会員は随時募集中。活動は月2回程度から可能で、平日に1日3時間より。
問合せは同グループ【電話】0463(81)3721(内線番号2273)まで。
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