医師ら多くが参加した
東日本大震災発生後３時間たたずに出動した秦野赤十字病院の救護班第１班と、その後出動した第２班のメンバーが、３月22日に同病院で、医師や看護師、事務員ら職員らに対し、災害派遣緊急報告会を行った。
災害急性時に活動するために組織された神奈川ＤＭＡＴとして、初めての出動となった今回の災害では、携帯電話やパソコンなど情報収集が利用できず苦労した点を挙げ、「災害時の医療対応は情報との戦い」と訴えた。また、第２班は各地の避難所へ巡回診療などに出向いた際の様子を、写真を交えて詳細に報告。中には「ここが避難所なのか」と思えるほどの状況の中過ごしている被災者などもいたと報告した。
同病院では、今後も現地に救護班を送り続け、現地の医療の支援を続けていくという。
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