記者から取材を受ける、会員とボランティアの学生ら。左から２番目が吉田代表
今年２月の「防災教育チャレンジプラン２０１０年度ワークショップ」で、全国２番目にあたる「防災教育優秀賞」を受賞した、なでしこ防災ネット。この結果を受け今月24日、西公民館で内閣府広報誌「ぼうさい」の取材を受けた。
この日、吉田トシ子代表ら会員とボランティアで活動に参加した西中学校ＯＢの高校生、同校の渡邊勝校長、市職員が出席。同誌の記者に、受賞理由の１つ「もしもの時の災害時協力井戸・湧水ＭＡＰ」作成時の苦労とやりがいについて説明した。また吉田代表は「災害時に一番力になるのは、地元で生活し、体力もある中学生」とし、後継者育成を目的にした取り組み内容についても述べた。
吉田代表は「広報誌で取り上げられることで、多くの人に防災へ関心を持ってもらえる。意識の普及・啓発につながると思う」と話し、「子どもたちがまた協力したいと言ってくれたので、嬉しかった」と振り返った。今年度は、間伐材を利用して協力井戸と湧水の看板を作り、設置するという。
同誌は、防災に関する専門誌として発行されている季刊誌。都道府県市町村や公民館などで６５００部を配布している。なでしこ防災ネットの活動は、同誌６月号の連載コーナー「防災リーダーと地域の輪」内で紹介される予定。
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