手さばきを見る目は真剣
秦野理容組合（古谷慶一支部長）が６月13日、秦野商工会議所で訪問福祉理容講習会を開催した。
加齢や病気などで体が不自由になった人のために、理容師が自宅へ訪問し理容サービスを提供するケースはこれまでにもあったが、同支部では、一層のサービス向上を図るため、今回の講習を企画した。この日は秦野だけでなく、近隣の平塚市からも理容師が参加し、35人が集まった。
講習では全理連中央講師の大桃祐一氏が、訪問理容サービスで気をつけるポイント、使いやすい道具の工夫などを紹介。参加者たちは、講師の実技披露ではすぐ目の前まで近寄り、熱心に施術方法を確かめていた。古谷支部長は「これからの社会に必要なサービス。今まで自己流だった人も、しっかり方法を学べたのでは」と振り返った。
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