県立秦野戸川公園で撮影されたという写真が表紙の著書を手にする古谷さん
秦野市松原町に本店を構える人気ラーメン店「なんつッ亭」の大将こと古谷一郎さん（43）が、『うまいぜベイビー伝説』（Ｂ6判・全１６１ページ・発行／（株）旭屋出版・定価／本体１０００円＋税）を出版した。
本では古谷さんの幼少時代から現在に至るまで、その時々の率直な思いが読者に話しかけるような文体で綴られる。27歳まで働かなかったヤンキー時代、ラーメン屋を始めるまでの道のり、人気店に至るまでの奮闘、東京やシンガポールなどへの出店など、生き生きとしたエピソードが続く。東日本大震災後の思いや、なんつッ亭がこれから社会とどう関わっていくかについても語られている。
古谷さんは「人それぞれ夢や目標があると思います。それを叶えるためには、それなりの努力や忍耐が必要。それをそのへんのラーメン屋のあんちゃんが言うと、読んだ人にもスッと入ってくるんじゃないかって」と話している。
本は全国書店で販売中。問合せは、（株）旭屋出版【電話】０３（３５６０）９０６５まで。
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