キャンドルに思い込めて 第一ケアセンターで製作会
高齢者と園児が一つのペットボトルに絵を描き合う様子も
市内でデイサービスを行う第一ケアセンター（八木暁子施設長）で７月15日、同センターを利用者する高齢者ら20人と、同センターに併設する第一保育園（奈良利代子園長）の５歳児園児18人がピースキャンドル作りを行った。
参加者らはキャンドルの入れ物となるペットボトルに、色とりどりの油性ペンで、ハートや花、動物など思い思いの絵を描いた。ケアセンター利用者の中には「元気」「平和」「笑顔」などのメッセージを書いた参加者もおり「この言葉通りになってくれると嬉しいね」と話した。
同施設では保育園とケアセンターが併設しており、日頃のあいさつや、毎月の交流会を通し、高齢者と子どものコミュニケーションを図っている。今回のピースキャンドル作りでも、保育園の園児、センターの利用者らが同じテーブルで作業に当たり、交流を深めた。
奈良園長は「互いに、よりいきいきとした活動になったと思います。センターでは普段あまり笑顔を見せない方の笑顔が見られ、こちらも幸せな気持ちになりました」と話した。
今回作製されたピースキャンドルは、８月13日（土）に市文化会館周辺で開催されるピースキャンドルナイトで使われる予定。ピースキャンドルナイトは、平成20年に市が、８月15日を平和の大切さについて考える「秦野市平和の日」と定めたことを受け開催されるイベント。参加者らは市役所に設置の「平和のモニュメント」から採火し、メイン会場の文化会館までキャンドルを持ち平和行進を行う。
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