道具の説明をする草山庵主
敬老の日の今月19日、平沢にある茶室「弘榮庵（草山弘道庵主）」で恒例の茶会が行われ、およそ60人が訪れた。
この茶会は、静寂な雰囲気の中でゆっくりと茶を楽しみ、茶道を身近に感じてもらう場として企画された。敬老の日に合わせて毎年実施されている。
この日、草山庵主らが点てた茶を味わった来場者は「お茶がとてもおいしかった」「本当に楽しいひとときを過ごせて良かった」などと感想を話し、笑顔をみせていた。
「今年は東日本大震災が発生し、心穏やかならぬ日常生活を送っている方も多いのではないでしょうか」と草山庵主。「お越しいただいたみなさんにとって、一服の清涼剤となったのであれば嬉しいです」と振り返った。
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