県立秦野ビジターセンター(秦野市堀山下1513)展示室で企画展「岩石と化石からみた丹沢の生い立ち」が来年1月9日(月)まで開催されている。入場無料。時間は午前9時から午後4時半まで。
展示には、県立生命の星・地球博物館外来研究員で神奈川地学会長の門田真人さんが協力。門田さんが35年の間に丹沢の山や川を歩いて採集してきた貴重なサンゴやオウムガイの化石、海底枕状溶岩などが紹介される。それら30の展示は南の島でしか見られないもの、海洋地殻(プレート)の動きからできたもので、展示を通して「丹沢は昔 南の海の火山島だった」ということを裏付ける。昨年アメリカのスミソニアン自然史博物館のトップスペシャリストに評価されたアオサンゴ化石の展示も。
門田さんは「南の島がここまで動いてきたことを知らせる動かぬ証拠」と話し、「秦野市民のみなさんに秦野にこんなにすばらしいものがあると関心を持ってもらいたい」と来場を呼びかけている。
丹沢岩石観察グループの藤本節男さんによる、戸川の砥石「戸川砥」を紹介する展示も行われている。
問合せは、同センター【電話】0463(87)9300まで。
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