楽しいひとときを過ごす参加者
東田原の東公民館で10月22日、震災避難者同士の親睦や市民との交流を深めようと「がんばれ東北・避難民と市民 交流の集い」が開催された。秦野市・市県人会連合会共催。
当日は、市内への避難者と同会メンバーら約２２０人が参加。芋煮鍋や味噌おでんなどの郷土料理を食べながら、ダンスや花笠音頭などのステージを楽しんだ。
芋煮鍋を提供した山形県人会では郷土の味を本格的に再現しようと、芋や味付け用のしょうゆを山形県から取り寄せた。具だくさんの鍋を食べた避難者は「今まで食べたなかで一番美味しく感じる。嬉しい」と顔をほころばせた。
避難者代表として挨拶をした福島県双葉町出身の半谷孝一さんは「楽しい一日だった。辛いけど故郷はいつも心に中にある。前向きに頑張っていきたい。ありがとう」と謝辞を述べた。
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