幼稚園剣士が全国で活躍 スポーツチャンバラ 全国幼稚園選手権大会
賞状、トロフィーを持ちメダルを首から下げた鳳騎くん（左）と妃那ちゃん（右）
12月３日に行われた、スポーツチャンバラ（通称スポチャン）の第13回全国幼稚園選手権大会で、柳町在住の竹内妃那（ひな）ちゃん（６歳・西秦野幼稚園）が基本動作の部で優勝、弟の竹内鳳騎（おうき）くん（４歳・同園）が同部の３位と年中小太刀の部で敢闘賞にそれぞれ入賞した。また妃那ちゃんは、全国幼稚園選手権大会の基本動作の部で、その年に行われた同部門の総合優勝に当たるグランドチャンピオンに認定された。市内の園児が同賞に入賞するのは初めてのことだという。
同大会は、各地で行われた大会の入賞者のみが参加できるもの。今年は全国から１０１人が参加した。
２人は秦野スポーツチャンバラ協会（桐山邦彦教士）所属の剣士。同協会で公認インストラクターを務める父、竹内義親さんの影響でスポチャンを始めたという。
妃那ちゃんは昨年、同大会の年中小太刀の部で準優勝している。今回小太刀の部での入賞はならなかったが、基本動作でグランドチャンピオンを獲得した。鳳騎くんは夏にスポチャンを始めたばかりだったが、見事入賞を果たした。
２人とも練習は「大変だけど楽しい」とのこと。念願の入賞を果たした鳳騎くんの今後の目標は姉の妃那ちゃんに勝つことだが、妃那ちゃんは「負ける気しない」と自信満々の笑顔。互いに切磋琢磨し、日々の練習に励んでいる。
義親さんは「普段から上の学年に囲まれて練習をする中で学ぶことも多いのでは。秦野から全国へ、幼年のスポーツチャンバラ活性に一役かってほしい」と話した。
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