東中エコ教育がＷ受賞 継続性・独自性などが評価
中学３年生の理科の授業におけるエネルギー教育の様子。燃料電池の仕組みに興味津々
東中学校が行っているエコ活動・エネルギー教育の取り組みが、「第６回エネルギー教育賞」で中学校の部優秀賞を、「平成23年度かながわ地球環境賞」でかながわ地球環境賞（優秀賞）を受賞した。
２０１０年から、節電やリサイクル活動、エネルギー教育に力を入れている同校。今回はその独自性と継続性、全校あげての積極的な取り組みが評価されての受賞となった。
節電への取り組みでは、現在の電気消費量を可視化すると共に金額で知らせる機器「省エネナビ」を校内に導入しているほか、生徒代表による「見まわり隊」が消灯チェックをするなどの活動を続けている。
またエネルギー教育は各学年ごとに、年間約２００時間をあてている。今年度は、理科で発電の仕組み、技術科で待機電力、家庭科でエコクッキング、社会科でエネルギー社会の仕組みを学習した。
「エネルギー教育賞」は日本電気協会が主催。エネルギーや環境に関する授業や活動を継続的に行っている全国の小・中・高校を表彰するもの。今回は40校の応募があり、神奈川県からの受賞は同校のみだった。
かながわ地球環境保全推進会議・神奈川県が主催する「かながわ地球環境賞」は、地球環境保全活動をしている個人や企業・行政や学校などを募集・表彰するもの。今年度中学校の受賞は同校だけだった。
同校は「受賞という形で活動が評価されたことは嬉しく、またありがたいこと。取り組みにおける生徒達の意識も高く、こちらが学ばされることも多い。今後も継続して続けていきたい」と話した。
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