東日本大震災の発生から1年にあわせ本町公民館で3月11日、震災直後に被災地で救急活動に携わった秦野赤十字病院第2内科部長・大林由明氏による講演が行われた。会場には約90人が集まった。
地域のボランティア団体を支援するイオン秦野店の「イエローレシートキャンペーン」に、秦野赤十字病院関係の3つの団体が登録していたことから企画され、同店が後援した。9日から11日までは、店内で同病院による東日本大震災のパネル展も開催された。
講演では、大林氏が大きな被害を受けた石巻や岩手の市街地、原発事故が発生した福島での活動拠点の写真などをスクリーンに映しながら当時の状況を説明。限られた医療設備のなかで、より多くの人命を救うため、治療の優先順位を決めなければならなかった苦しい心情などの話に、参加者は真剣な表情で聞き入っていた。
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