「撲滅」に向け連携を強化
薬物乱用防止に関する地域の活動の連絡調整を行い、情報を収集する「薬物乱用防止推進地域連絡会」が３月12日、県秦野保健福祉事務所で実施された。
この連絡会は薬物乱用防止活動や青少年健全育成に関係する機関・団体を集め、県内各地区で毎年開かれているもの。秦野・伊勢原地区の地域連絡会には県薬物乱用防止指導員協議会秦野支部や警察署、薬剤師会、少年補導員連絡協議会など20の機関・団体が参加した。
参加者は今年度の活動内容や次年度の計画、集めた情報などを発表。今後も互いに協力し、薬物乱用撲滅を図ることを誓った。また、国際麻薬撲滅デー（６月26日）を中心とした『「ダメ。ゼッタイ。」普及運動』週間に合わせて秦野・伊勢原地区の駅頭で毎年実施している街頭キャンペーンについても協議した。
連絡会の福森登副会長は「各関係機関が熱心に活動している成果が出て、社会的には薬物が手に入りにくくなっている傾向にある。それぞれがさらに薬物の恐ろしさを知り、一般市民への啓発活動をすすめたい」と話した。
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