秦野市商店会連合会 商店街に共通フラッグ
青空を背景に風にはためくフラッグ
秦野市商店会連合会（杉山和史会長）が４月６日から４月11日にかけて、加盟商店会の街路灯に丹沢の山と森、水や澄んだ空をモチーフにした共通デザインのフラッグを取り付けた。
「まちの活性化のためになにか商連全体で出来ることはないか」と始まったこの取組み。同商連に加盟する本町、東海大学前駅、鶴巻温泉駅の３地区がフラッグを統一して掲げることで、まちの美観や協調性を高め、また訪れた人に秦野の自然をＰＲする狙いがある。
フラッグの制作等の費用には、市の「庭先協定」の補助が利用された。この協定は、隣接する住宅や商店などが花や看板など外観に協調性を持たせる「美しい通り景観」作りに対し、市が補助を行うもの。商店への補助は、物品費用経費の２分の１、また１軒につき10万円が年度限度額。
加盟する13商店会が管理する５３０本の街路灯のうち、今回フラッグが設置されたのは２７２本。上宿商栄会、大道商和会、駅前通り商店街、仲宿商店会、花みずき通り商店会、入船商興会、東海大学駅前商店会協同組合、東海大学近道商店街の全街路灯に設置された。今回設置を見送った５商店会は、街路灯のない２商店会を除き、２０１３年度を目標に設置を進める予定だという。
商店街に設置されたフラッグを見て「まちが明るくなった気がする」と話す市民もいた。杉山会長は「フラッグから商連の頑張りを感じてもらえれば嬉しい」と話した。
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