浅見理恵さん
日本児童文学者協会主催の公募「第11回長編児童文学新人賞」で、菩提在住の浅見理恵さん（49）の作品『猫たちのいる家』が佳作に選ばれた。プロ作家からの作品も含め１２６編が寄せられたなかで「佳作」は今回の最高評価だった。
浅見さんの作品は「猫たちと対比させている人間たちが興味深く、絶賛に値した」など、リアリズム作品でありながらファンタジーを感じさせる独創的な世界観や、それを表現する文章力が高い評価を得た。
学習塾の経営など多忙な日常で、執筆は夜間。文章力を磨くために本を書き写すなど「３６５日何かしら書いている」という。積み重ねた努力が実り「受賞は素直に嬉しい」と話した。
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