図書館で職業実習 秦野養護学校・武田光さん
利用者の目を見て応対する武田光さん
市図書館（石井勇次館長）で県立秦野養護学校（湖東秀行校長）高等部２年の武田光さんが、職業実習として６月12日から22日（金）まで、様々な図書館の業務を行っている。
武田さんは本が好きで、日頃から図書館を利用しており、今回の実習先として図書館を希望した。
書架整理や、返却された本を棚に戻す作業などを行い、取材日の実習４日目には初めて貸し出しカウンターの業務を行った。
初めは緊張した様子だったが、同館司書のアドバイスをしっかり聞きながら次第に慣れた手つきで、手際もよく笑顔で受け応えをしていた。また、「大変お待たせいたしました」など利用者を気遣う言葉をかけながら応対する場面も見られた。
「パソコンも好きで、バーコードを読み取り、操作できるのも面白い」と笑顔で話す武田さん。将来は「本に関わる仕事がしたい」と目を輝かせた。
石井館長は「明るく元気が良い方なので、この経験を活かし社会にチャレンジしてもらいたい」と語った。
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