市保健福祉センター(緑町16の3)内への誘致計画が発表されていた郵便局の業務開始日が、10月29日になることが分かった。
今月中に予定されている郵便局株式会社との賃貸借契約が締結され、正式決定となる。
新たに業務を開始する郵便局は、同センター南側の道路沿いにある秦野緑郵便局が移転するかたちで、名称もそのまま継続して使用される。
移転後は、通常の郵便業務に加え、住民票の写しや戸籍謄抄本、印鑑登録証明書といった市が交付する証明書の引渡し業務も行う。
これら証明書等の引渡しを行う郵便局の指定は市議会の議決が必要で、市は6月議会に「2012年10月29日から2015年3月31日まで」を取扱期間とする議案を提出し、賛成多数で可決されていた。
今回の郵便局の移転は、市の公共施設再配置計画内に位置づけられシンボル事業とされている。
担当の市公共施設再配置推進課では、「駐車場が約150台分あるので利用しやすくなる。市保健福祉センターの建物はバリアフリー設計となっており、高齢者や障害のある方にも優しいサービスが提供できる」と話している。
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