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県西部でも数少ない血液内科― 医療レポート 丁寧な診察と治療を 取材協力/伊勢原協同病院
白血病や悪性リンパ腫、再生不良性貧血など、血液やリンパに関する疾患を専門的に治療する血液内科。全国的に専門医の数が少なく、県西部にも数えるほどだという。地域の中核病院として、内科に今年4月から血液内科の専門領域を設けた伊勢原協同病院(高畑武司病院長)。副部長の菊地我子医師に話を聞いた。
「血液の疾患は、患者さんがご自身で見つけるのではなく、検診などによって異常が見つかる場合が最も多くなります。当院では若い女性に多い鉄欠乏性貧血はもちろん、血液の腫瘍など難しい病気も多く、高齢者の罹患率も高いため、二度三度のしっかりとした説明、丁寧な診察・診療を心掛けています」と菊地医師。院内の各診療科をはじめ、地域のかかりつけ医とのスムーズな連携と、コメディカルスタッフの厚いサポートで診療にあたっているという。
菊地医師は日本血液学会の血液専門医。大学病院との連携も強く、重要な最新情報を素早く得ることができるという。血液内科の治療は化学療法がメインとなる。「大学病院以外でしっかりとフォローの出来る病院は少ない。しっかりと時間をかけて治療をしていきたい」という。
生活習慣とはあまり関係のない疾患が多いという血液内科。菊地医師は「定期健診などをしっかりと受けて、状態を知ることが第一。貧血や出血がしやすく止まりにくいなどで心配な場合は、当院内科の総合受付にご相談ください」と話す。
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