「十代への想い」一冊に 鶴巻在住本多さんが出版
著書を手にする本多さん
市内鶴巻在住の本多勝昭さん（64）が昨年末『家族で話し合う十代の生き方教室』（四六判並製本 ２０２頁 弘報印刷株式会社 １０００円）を出版した。
元社会科の教員で西中学校校長などを歴任、ブラジルの日本人学校で教鞭をとったこともある本田さん。在職中から教育に関する講演を行い、現在も全国で教職員やＰＴＡを対象とした活動を続けている。今回の本は、その講演内容に修正・加筆したもの。
全20章構成。「生きるとは」から始まり、「勇気とは」「恋とは」など、10代が直面する様々な問題に関して、教職員時代から変わらない子どもへの「想い」が真摯な言葉で連ねられている。「どんな困難にも立ち向かい、生き抜くことのできる強さを持ってほしい」と本多さんは笑顔で話した。
渋沢みどり書店・鶴巻エノモト書店にて販売。秦野市立図書館・市内各公民館にも寄贈予定だという。問合せは本多さん【電話】０４６３・７６・７３６０へ。
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