「さくらが弾けたよ」 南小で邦楽体験授業
市立南小学校(森基夫校長)の体育館で4月18日、4年生を対象に邦楽器の演奏を体験する授業が行われた。
この体験授業は、市内の小中学校に筝や三味線など和楽器を寄贈する活動を続けるNPO法人和楽器の会・糸竹舎(西原育子理事長)が協力し、10年以上継続して毎年行われている。
授業は1時間目から5時間目までクラスごとに行われ、児童たちは1人に1台ずつ用意された筝の前に座り、弦の弾き方、抑え方などの指導を受けていった。最初こそ慎重な手つきだった児童たちも、45分間の授業時間で最後には全員で「さくら」が演奏できるまでになったクラスもあった。
参加した児童のひとりは「(筝には)初めて触った。さくらの演奏は音程が飛ぶところが難しかったけど楽しかった」と笑顔で話した。
西原理事長は「歴史を超えて伝わる邦楽の素晴らしさを、子どものうちから知ってもらうきっかけになれば嬉しいです」と話した。
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