秦野市 待機児童は６人 過去10年で最少
保育所への入所待機児童数が神奈川県内で３年連続減少するなかで、秦野市でも今年４月１日現在の待機児童数が６人（前年比１人減）となり、現行の調査基準となっている２００２年度以降で最も少ない結果となった。
２００８年のリーマンショック後の景気後退に伴い、仕事に就きたい女性の増加や職場復帰する女性が増えたことなどを背景に、２０１０年９月時点で市内の待機児童数は80人に増えていた。新たな民間保育所の設立や、一般住宅で少人数保育を行う保育ママの増員などによる受け入れ定員を増やす対策により、次年度には８人まで大幅減少に成功した。
秦野市には４月１日時点で、認定こども園が４園、公立保育園が１園、民間保育所が14園あり、各園の定員合計は１７３６人。また、定員を超えて受け入れる弾力的運用を実施する保育所もあるという。
待機児童とは、保育所の入所を希望しているが、施設の不足などによって入所できないでいる児童のこと。
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