秦野産梨「今年も最高」 出荷作業は9月中旬まで
秦野産の梨の出荷が最盛期を迎え、市内の梨農家は毎日朝から収穫作業に追われている。
JAはだの果樹部会梨部(12人)の成田和善部長(鶴巻南)の梨園では、幸水や豊水を中心に約10種類の梨を育てている。
今年は猛暑のせいで、果実がやけどの様になってしまう高温障害に悩まされた。皮が変色してしまった梨は出荷できないため、家族で食べるか、玉ねぎのようにすりおろして焼肉のタレにまぜて味の変化を楽しんだという。他の農家でも散水機を使いながら水不足を解消し、様々な努力が行われた結果、「甘み、大きさともに例年通り最高。みずみずしくて美味しい梨ができた」と成田部長は話す。
梨は品種ごとに収穫期が違うため、秦野市内の農家では7月下旬から9月中旬まで出荷作業が続く。これから収穫のピークを迎える豊水は、大玉で甘みが強く人気の高い品種。芯付近に酸味があるため、芯を大きく取るとより美味しさが増すという。
秦野産の梨は、じばさんずや特産センター、各生産者の直売所で購入できる。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>