70年仲睦まじく 村山夫妻がプラチナ婚式
今も元気な２人が寄り添う
市内今泉在住の村山貞雄さん（97）とスミ子さん（92）夫婦が、結婚70周年を記念して、出雲大社相模分祠で「プラチナ婚式」を挙げた。貞雄さんは大正６年生まれで、スミ子さんは同10年生まれ。
２人は太平洋戦争ただ中の１９４４年に結婚。終戦直後の生活は苦しく、スミ子さんが作ったイモまんじゅうを新宿のヤミ市で売り、その金でナベを買うなど、何とか生活を続けた時代もあると振り返る。その後４人の子供、４人の孫、３人のひ孫に恵まれた。
貞雄さんは現在でもお酒をたしなみ、サッカーや野球などのスポーツ観戦を楽しみにしている。「サッカーは早朝の試合だって起きてテレビで見るよ」と元気に話す。
一方スミ子さんはゲートボールを楽しんでいるという。この日は親族ら14人が式に参加し、一同で２人の健康と長寿を祝った。
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