前田夕暮の生涯を辿る 生誕130周年特別展
市立図書館2階の前田夕暮記念室で2014年3月30日(日)まで郷土の歌人前田夕暮の生誕130周年を記念して特別展「前田夕暮の生涯」が行われている。時間は午前9時から午後5時(休館日は除く)。
この特別展では図書館で所蔵する資料のほか、夕暮研究者からも資料を借用し展示している。室内の順路を巡ると、前田夕暮の生い立ちから生涯をみられる。
今回の特別展示の中には、前田夕暮が創立した白日社から発行された雑誌「向日葵(ひぐるま)」の1号、2号が揃う。2号は図書館所蔵だが、1号は個人所蔵のため、展示期間中だけ借用する。また、印刷原稿に手直しを入れた「水源地帯」の書き入れ本や、処女歌集「収穫」のカバー付完成本も展示。「収穫」のカバー付は夕暮研究者の山田吉郎氏によると「早稲田大学付属図書館と秦野にしかない」というほどの貴重な本だ。
他にも、限定500部しか発行されていない和田傳氏の長編小説「沃土」と小説の短編集「平野の人々」の秦野木綿カバー本も展示されている。
問い合わせは同館【電話】0463・81・7012へ。
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