「日本一」逃すも笑顔 作品の出来「出し切れた」
ライブアレンジの作品と飯野さん
月刊フローリスト誌面上での日本一のフローリストを決める「フローリスト・レビュー２０１３ファイナル」が11月17日に表参道ヒルズで行われ、フローリストせきどの飯野正永さん（32）が出場した。
このコンテストはフラワーアレンジメントの独創性、表現力、技術力を兼ね備えた有効応募総数１１２組の中から、２度の予選に勝ち残った３人による決勝。２次審査の作品、事前持ち込み作品、当日20分間のライブフラワーアレンジメントの総合評価が行われた。
作品のテーマは「クリスマス」。ライブアレンジでは出場者が予め考えていた構想を、当日初めて見る花器に表現した。
飯野さんの作品は、欧州などのクリスマスで「幸運を運ぶ」とされるヤドリギや、ダリア、アマリリスを用いた華やかな作品。飯野さんは惜しくも優勝は逃したが「こんなに素晴らしい舞台に立つことは滅多にない。作品は、今自分が持っているものを出し切れた。ここまで出来たのは家族やアシスタントの理解と協力のおかげ」と話した。
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