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秦野版 公開:2013年11月30日 エリアトップへ

国際宇宙ステーション 山本さん東田原で撮影

公開:2013年11月30日

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日面通過を捉えた=11月11日東田原で撮影
日面通過を捉えた=11月11日東田原で撮影

 アマチュア天体写真家の山本憲行さん=東田原在住=が、国際宇宙ステーション(International Space Station。以下ISS)の日面通過を、11月11日に自宅から撮影した。

 地上から約400Km上空を、地球1周約90分の速さで飛行する有人実験施設ISS。条件が揃えば肉眼でも日の出前と日没後に見ることは可能だが、観察や撮影に適した場所は限られているという。山本さんは11月11日の午後1時30分頃、東田原の自宅から太陽と地球の間を通過するISSの撮影に成功。「自宅からだと、通過を見ることができるのは1年に1回程度」と話した。写真はカメラのムービー機能で撮った動画から、28コマを取り出し合成したもの。さらに23日には二宮町に足を運び、午前0時30分頃、月の前を通過するところを撮影した。

 ISSには、ステーション最大級で日本の実験棟の「きぼう」も接続されており、拡大写真ではその形状も確認することができる(4月5日撮影)。さらに現在若田光一宇宙飛行士も滞在中。次期船長として日本人で初めて就任が予定されていることもあり、山本さんは「若田さんがいるこのタイミングで撮れたことも面白い」と話した。

 天体写真の撮影を、定年後から独学で始めた山本さん。ISS以外にも様々な天体写真を撮り続けており、富士山まで出向くことも多い。最近話題となっているアイソン彗星も、納得のいく1枚が撮れるまで何度も挑戦している。山本さんは「情報収集が肝心」と話し、インターネットなどで時間や天候などの下調べはもちろん、望遠鏡などの位置やシャッターを切る間合いまで、念入りに準備をして撮影に挑んでいるという。今年からは湘南天文同好会に加入し、メンバーとともに今後も壮麗な宇宙を捉えていく。
 

ISSの拡大写真
ISSの拡大写真

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