中学生が募金呼びかけ 東日本大震災から３年
看板、募金箱を手に呼びかけた
東日本大震災から３年が経った３月10日、11日、秦野市立の全９中学校の生徒会本部役員（２日間延べ約１２０人）が震災を風化させない活動としてイオン秦野ショッピングセンターと渋沢、秦野、東海大学前駅で募金を呼びかけた。
生徒たちは各校で手作りした看板と募金箱を手に寒空の中、東北への支援を呼び掛けていた。
参加した見上碧音（あおね）さん（西中２）は「秦野よりもっと寒いところで被災地の人たちは復興に向けて頑張っている。私も力になれれば」と話した。集められた募金は日本赤十字社を通じ被災地に送られるという。
秦野への避難者は30世帯61人
現在、秦野市には福島県、宮城県、岩手県、千葉県から30世帯61人が避難している。避難者の中には秦野への定住を決めた人もいるが、ふるさとへの思いから帰郷を望む人もいるという。
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