岩手県人会が義援金 故郷の高校バスケ部に
女子バスケットボールの2014秦野招待大会が秦野市総合体育館で3月28日、29日に行われ、県内外から高校、大学も併せ約20チームが参加した。
チームの中には岩手県陸前高田市の高田高校や奥州市の水沢高校も参加し、秦野市の岩手県人会(約50人/太田廣会長)が会場に駆けつけ高田高校に義援金3万3000円を手渡した。
高田高校は海からほど近い立地だったため、東日本大震災による津波で甚大な被害を受け、校舎はほぼ破壊された。現在は大船渡東高校の校舎を借用している。高田高校の復興も徐々に進み、来年の3月には新校舎に移れるよう準備をしているという。
太田会長は「被災した中で生活していくのは大変なこと。我々は遠く離れているが気持ちだけでも応援したい」との思いで県人会に義援金を呼びかけた。
義援金を受け取った高田高校の盛島菜摘教諭は「遠く離れたところでも応援し、3年が経った今でも気にかけてくれる方々がいることはすごく嬉しい。その分の恩返しをきちんとしていかなければ」と話した。
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