千村の八重桜 都内学生らが摘み取り
丁寧に手で摘み取る参加者
秦野市千村の生き物の里周辺で４月19日、都内の大学生や社会人が八重桜の摘み取りや餅つきなどを体験した。主催は千村ネイチャー倶楽部（谷光清会長）。
都市部の学校や団体との将来的な連携を視野に入れ、若者が興味を持つ里山体験などを調査する目的で企画した。
当日は、上智大学に本部を置く、「きょうだい児支援ボランティアサークル連」のメンバー８人が参加。同倶楽部会員の手ほどきを受け、７分咲きの八重桜を選別しながら丁寧に摘み取った。その後、桜漬け体験も行った連のメンバー。楽しいという意見の他に、「花を踏みしめてかわいそう」などの感想も聞かれた。
谷会長は、「ジャンルの違う方々に体験してもらう事で、私たちの活動に変化もある。これからも様々な人に自然を楽しんでもらいたい」と話した。
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