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秦野版 公開:2014年6月21日 エリアトップへ

仮設住宅に和太鼓響く 南三陸で炊き出し

社会

公開:2014年6月21日

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演奏の終盤には現地の人たちに参加を呼び掛けて一緒にバチを握る場面もあった
演奏の終盤には現地の人たちに参加を呼び掛けて一緒にバチを握る場面もあった

 秦野市民の有志による支援隊(杉崎貞夫代表・46人)が6月14日、宮城県南三陸町の「平成の森仮設住宅」(畠山扶美夫自治会長・200戸)を訪れ、炊き出しや物資配布を行った。同仮設住宅への訪問は今回で3回目。晴天の下、支援隊と同自治会が協力して作った、焼きそばや鯛焼きなどが人気を博した。また、メッセージを添えた秦野の野菜や製茶、八重桜の桜漬けなどが1戸ごとに配られた。

 今回、初の試みだったのは秦野観光和太鼓(相原啓子代表)の演奏。昨年11月に現地を訪れた際に、他団体によるネパールの踊りが現地の人たちに喜ばれていたため、今回、支援隊の事務局が秦野観光和太鼓に声を掛けたという。演奏終了後、会場は大きな拍手で包まれた。津波で多くの知人を亡くしたという84歳の女性は「1人部屋で過ごすことが多いが、今日は太鼓が楽しみで久しぶりに家から出てきた。ありがとう」と目に涙を浮かべていた。

 模擬店終了後には、被災直後の対策を学ぶ懇談会や、現地の女子会が作ったぼたもちなどを食べながらの交流会が開かれた。畠山会長は「3年経つと衣食住は事足りるが、高齢者の日々に変化をつける催しが必要。今回の訪問も多くの人が楽しみにしていた」と感謝の意を伝えた。

 同仮設住宅周辺では公営住宅の建設が進められ、来年から住民の移動が始まる予定だ。ただ、現地の人々からは「2020年の東京五輪の影響で資材や人手が不足し、復興が遅れている」という声も上がっている。
 

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