▽同会活動の２本柱は献血と薬物乱用防止講演会。５月に行った献血では、学生たちの協力で多くの参加者に恵まれ、「若者の善意」を再認識した。今年度のスローガンは「改革・実践・奉仕」。問題意識を持つ会員たちの声に耳を傾け、改革実行委員会を設立した。規約を順守し、時代のニーズに合ったクラブづくりに取り組んでいく。
▽10年前に若い頃から憧れていた大型二輪車の免許を取得。バイクで広島と長崎へ赴き、小学生が折った千羽鶴を奉納する活動をしていた友人の死後、思いを継いだ。毎年10月にバイクで被爆地へ赴くほか、広島の神社から譲り受けた被爆桜を市に寄贈。被爆ピアノのコンサートも実現させた。「風化させてはいけない」。平和にかける思いは強い。
▽下大槻のスーパー「まるだい」を創業した父の後ろ姿を見て育つ。市役所勤務を経て、27歳で父の店へ。５年前に経営を継ぐ。昨年10月に先代がこの世を去り「後ろに父がいる」という安心感があったと気付いた。個人経営のスーパーとしてのプライドを胸に奮闘する日々。「手作りの２５０円弁当には自信がある」と語る瞳は鋭く光っていた。
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