ベートーヴェン自筆楽譜で辿る 南葵音楽文庫の講演 ９月28日 市立図書館
秦野市立図書館２階の視聴覚室で９月28日（日）、美山良夫慶應大学名誉教授による講演会「徳川家〈南葵（なんき）音楽文庫〉のたどった道〜ベートーヴェン自筆楽譜を軸に〜」が行われる。時間は午後２時（30分前開場）から４時。現在参加者を募集している。入場は無料で定員は申し込み先着順80人。
かつて、紀州徳川家16代当主徳川頼貞が所有していたイギリス音楽コレクションをもとに私設音楽図書館が作られた。しかし関東大震災、第二次世界大戦の中で所有者は転々と変わっていく。１９７０年代に専門家を対象に公開された貴重なコレクションにはベートーヴェン、リスト他の自筆楽譜なども含まれ、今回、コレクションの形成とその後の運命、さらに資料を散逸させまいと守ってきた人々の物語を講演する。最後にはコレクションによって伝えられている珍しい楽譜や音楽書をもとにした復元演奏の様子なども紹介。
講師の美山氏は音楽学、西洋音楽史などを専門とし、読売日本交響楽団理事も務めている。
問い合わせ、申し込みは同館【電話】０４６３・８１・７０１２へ。
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