秋風に揺れるタバコ葉 本町四ツ角近くの一角で
本町四ツ角近く、片町通りに面する一角でタバコの葉を見ることが出来る。観賞用として育てているのはタイの食料品店コンケンストアーの店主・佐藤亙(わたる)さん(61)だ。同店横のスペースで育てられている。
栽培のきっかけは水無川沿いを散歩しているときに偶然拾った種を植えたこと。かつてはタバコの栽培耕作が盛んだった秦野も、現在は祭りの名前が名残として残るに過ぎない。佐藤さんは「たばこ祭なのに、タバコがなかったらさびしい」と栽培の理由を話す。
育て始めて5年目というが今年の出来は「今一つ」といい、来年は先人たちが作ってきたタバコ葉に「負けず劣らずいいものを作りたい」と話した。
たばこ祭の当日にはプランターのタバコ葉は沿道に並べられ、シーズンが終われば摘み取り処分し、来年に向けて新しい種を播くのだという。
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