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秦野版 公開:2014年10月30日 エリアトップへ

人と本をつなぐ司書 「利用者の力になりたい」

文化

公開:2014年10月30日

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利用者の求めるものを一緒に探す司書の山口さん
利用者の求めるものを一緒に探す司書の山口さん

 秦野市立図書館には司書が8人いる。司書とは図書館法で定められた国家資格で図書館の専門的職員。「人」と「本(情報)」をつなぐのが仕事だ。窓口での応対、貸出・返却業務や利用者の求める図書を探すなど接客的側面は表立ってみえるところだ。

 8人の司書はそれぞれ得意分野を持つ。新規図書の購入選定や利用者の求める図書探しに得意分野が活きてくる。さらに、利用者から寄せられる様々な要望に応えるために、幅広い知識を持つオールマイティー性も必要とされる。

対話で引き出すヒントを頼りに

 利用者の求めるものを見つけるためには、利用者が何を求めているかを聞き出す力も重要だ。昔読んだ本で題名も著者もわからないが、あらすじはわかるという場合、司書はできるだけ対面で利用者の求めている本の情報を聞き出す。対話で聞き出したキーワードを頼りに、知識と道具を駆使し、その1冊を手繰り寄せ、利用者の手に渡す。

 目当ての本が見つからない場合でも、なるべく近しいものを提供する努力をしているという。同館の司書・山口克彦さんは「せっかく問い合わせてもらったのだから、何とかして力になりたい」と思いを語る。

 本(情報)を集めて保存し、利用者に提供する、そして後世に残し続けるという図書館の役割。それを支えているのが司書の仕事だ。利用者から見えている側面だけでなく、蔵書の管理・保管・処分、新規図書の購入選定、利用者に提供するまでの準備という裏方の仕事も行っている。

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