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秦野版 公開:2014年11月22日 エリアトップへ

国際詩人協会から優秀賞 千村の会津太郎さん

文化

公開:2014年11月22日

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楯を手に笑顔を見せる会津さん
楯を手に笑顔を見せる会津さん

 千村在住の詩人・会津太郎さん(筆名)が、11月11日に京都市で開かれた「響き合う東西詩人 ポエトリー・リーディング in Kyoto 2014」に参加。会津さんは故郷の福島への想いなどを日・英・仏語で綴った詩や句が評価され、日本国際詩人協会(JUNPA)優秀賞を受賞した。同賞にはほかに全国から2人の詩人が選出された。

 授賞式で会津さんは、著書『わが福島』(2014・風詠社)の五行詩を朗読。「支えてくれた方々へ感謝しています」と話した。

 会津さんは福島県会津美里町出身。高校時代フランスの詩に興味を持ち始め、大学ではフランス文学を専攻。30代で俳人に師事して、日本の伝統俳句を学び、その後、5行の短い文で表現する「五行詩」にも親しむようになった。高校の英語教師として働く傍ら、深夜まで俳句や詩を制作する日々を送ったという。

 これまで、『いとしい地球よ』(2005・市井社)や『わが福島』などを出版。また、フェイスブックへ投稿した詩が話題となり、海外から注目されるようになった。「詩を通して世界中の人との繋がりができた。自分でも信じられない」と会津さんは話す。

 会津さんは著書の中で、説明となる散文のあとに、五行詩や俳句を載せる形式をとっている。外国で親しまれる松尾芭蕉の作品もこの形式で、「句や詩の余韻の部分を外国の人にも楽しんでもらえる」という。

 オランダやドイツ、ポルトガルなどでは、芸術家や市民によって、会津さんの詩をテーマとした芸術作品の展示会が開催されている。来年には、『いとしい地球よ』を新たに再編した詩集を出版する予定だ。

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