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地域の皆さまに支えられて３周年 毎日焼きたて『にこにこパン工房』 １月16日（金）・17日（土）は記念フェアも実施
「お客様にも、働いている方々にも喜んで頂けるパン屋でありたい」―。そんな想いで、毎日焼きたてパンを作り続けてきた『にこにこパン工房』が1月11日（日）、開店３周年を迎える。種類の豊富な美味しいパン作りに努めるとともに、障がいを持つ方々の働く場や一般就労に向けたサポートの場として取り組んできた。運営は社会福祉法人成和会。
また、多くの企業や団体の理解もあって出張販売も拡がり、現在ではその数が40箇所以上にのぼる。
障がいを持つ方々と一緒に働いて
３周年を迎え、山下店長はこう語る。「働く中で生じる困難さは障がいの有無に関わらず、誰しもに起こる出来事だと思います。ここで働いている障がいを持つ方々は、ただそうした出来事への対処が少し苦手なだけ。そんな苦手意識解消のため、寄り添い、話を聴いている。サポートする側に思いやりがあれば、安心して楽しく働いていけるのだと思っています」。
同店で実際に働く障がいを持つメンバーはこう語る。「障がいのため、人に対して極度に緊張してしまう面がある。周りの人にはなかなか理解されない苦しさだが、『このままではダメだ』と思い、にこにこパン工房での仕事を始めた。ここで働く中で信頼できる仲間と出会えた事もあり、『立派な人になりたい』という目標が出来ました」。
障がいを持つ方々とサポートするスタッフとが「協働」する温かみ溢れるお店。ぜひ足を運んでみては。
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社会福祉法人成和会 にこにこパン工房
秦野市清水町9‐24
TEL:0463-84-5556
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