秦野市は２月20日（金）から市内の中学３年生を対象に「平成26年度中学生消費者教室」を開催する。
この教室では、中学卒業を控える生徒に対して、悪質商法などの被害を防ぐための知識を教える。２０１２年12月に「消費者教育の推進に関する法律」が施行されたことに伴って同年から始められた取り組みで、今年度は南が丘中学校、西中学校、北中学校、渋沢中学校、南中学校の５中学校で開催される。
携帯電話やスマートフォン、パソコン、タブレット端末などの普及に伴い、サイトの利用に関する架空請求や不当請求が急増していることや、駅前や繁華街におけるキャッチセールス、アポイントメントセールスなどに遭わないための知識、法的な対応策などを取得する。講師は、消費生活相談員。被害に遭った最新の実例などを交えて、講師が解説する。秦野市では「青少年が被害に遭わないよう、これからも継続していく。要請があれば出前講座なども実施していきたい」などと話す。
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