東海大学の外国語講師や有志の学生らがこのほど、大山観光の外国語版パンフレットを作成した。英・仏・独・スペイン・ベトナム・タイ語の6カ国語で阿夫利神社や大山寺などのスポットを紹介している。
国が2013年度に採択した地域志向教育研究経費の予算を利用し、同大が観光振興支援を目的に伊勢原市と連携し行った取り組み。学生らは伊勢原市の日本語パンフレットを基に、2014年秋から作成を始め、阿夫利神社の禰宜(ねぎ)や宿坊の主人、土産物店の店主へのインタビューなど独自の内容も盛り込んだ。
また取り組みの一環として、訪日外国人のためのボランティアガイドを実施。学生らは外国人参加者と共に大山を訪れ、事前に学んだ知識を活かして観光スポットを紹介。外国語での表現に苦戦する場面もあったが、穏やかな雰囲気の中、互いに交流を楽しんでいた。
同大外国語教育センターの田辺加恵講師は「語学力が飛躍的に伸びただけでなく、学生たちが日本文化を見つめ直す良い機会にもなったようです」と話す。
4月に完成したパンフレット3000部は、伊勢原・秦野・厚木・平塚市の観光協会や、ビジターセンター、羽田空港の観光案内所等で配布されている。
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