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秦野版 公開:2015年5月16日 エリアトップへ

新茶の季節到来 高梨茶園は全国へ出品

経済

公開:2015年5月16日

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全国に向け収穫を行った高梨茶園
全国に向け収穫を行った高梨茶園

 新茶の収穫期を迎えた秦野市内の茶農家。5月上旬から一番茶となる新芽の摘み取りが始まった。高梨茶園(菩提・高梨孝代表)では5月2日から収穫を開始し、出荷に向けて作業に勤しんでいる。JAはだのによると、今年は天候に恵まれ茶の生育も良かったという。「やるべきことはやった」と話す高梨代表。今後各農家は二番茶などの収穫を進めていく。

 同園は8月に開催される全国茶品評会への出品が決まっており、7日に品評会向けの収穫を行った。同品評会は玉露やかぶせ茶など、各部門に全国の生産者が自慢の茶を出品し審査が行われる。同園は普通煎茶(10kg)の部に出品。この部門は機械によって摘採されたものに限られており、県内では1枠のみ。2013年に同品評会普通煎茶(4kg)の部で3等を受賞、また2014年に同じ10kgの部に出品した経歴から同園が選出された。

 「昨年は結果が振るわなかったが、今年も出品することが決まりやりがいを感じている」と話す高梨代表。品種は「やぶきた」。昨年の経験を活かし、手ぶれをしやすい手押し機から乗用型機へ変更した。「乗用型摘採機の導入は夢だった」という高梨代表。機械に合わせて畝の整備に力を入れたという。

 当日は他の茶農園からも手伝いに駆け付け、生葉約120kgを収穫。専門機械による製茶工程を経て、出品のための10kgを厳選した。高梨代表は「鮮度が大切。収穫後は時間を置かず製茶し、最終的には手と目を使って確認しながら仕上げた」と話す。さらに「若手後継者の刺激になるよう、挑戦することを使命として茶作りに励みたい」と意気込んだ。

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