静岡県三島市で5月30日・31日に行われた第6回ジャパンフラワーオープンINしずおかに出場したフローリスせきど(秦野市柳町)の飯野正永さん(34)が、フラワーアレンジ部門で優勝した。これにより、来年2月に行われる国内最大級のフラワーコンテスト・ジャパンカップの推薦出場枠を獲得、出場を決めた。
全出場者51人から持ち込み作品、花束制作を勝ち抜いたファイナリスト10人がアレンジを制作。ファイナルは「花のまち 水の都 伸びゆく街三島」をキーワードに「三島市長室に飾るもの」が求められた。
マム、クレマチス、ガマなどの今が旬の花材がステージ上で発表され、飯野さんが「賭けだった」と話すファイナルのアレンジ。真っ直ぐ天に向かって伸びるガマの植生をいかさず、あえて横に這わせる形をとった。ガマに合わせるように、他の花材も背を低くし全体に統一感を持たせた。「人と違ったことをやろう」と思ったという飯野さん。周りのファイナリストの多くはガマの植生をいかした背の高いアレンジを制作した中、横に這わせたのは飯野さんただ一人だった。
競技では瞬時の発想力も審査対象。「賭け」という造形が功を奏した。飯野さんは「まさか優勝出来るとは。素直に嬉しい。これを励みにジャパンカップでも推薦枠に恥じぬよう頑張っていきたい」と話した。
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