お茶の入れ方を指導する梶山さん（右）
秦野市内商店の店主らが講師になり、それぞれの知識や技を市民に伝授する「商人（あきんど）魂お役立て講座」が、６月13日から７月６日まで、市内の商店等で11講座が行われている。
６月15日は、秦野駅前の大秦ショッピングセンターを会場に、立花屋茶舗の梶山明寛さん（36）が講師を務め「知って得する日本茶講座」が開かれた。
事前に申し込んでいた５人の参加者に、梶山さんはお茶の効能や選び方などを説明。続いて４種類の茶葉（煎茶、深むし煎茶、玉緑茶、かぶせ茶）を使い、それぞれに適した湯温や湯を注いでからの時間を変えた、最適なお茶の入れ方を伝授した。指示通りに急須で入れたお茶を飲んだ参加者は「いつもと全然違う」「味がとてもまろやか」などと目を丸くしていた。
梶山さんは「お茶のことを知ってもらい、参加された方に喜んで帰っていただけるのが一番です」と笑顔で話した。
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