月極駐車場として利用される土地
秦野市水道局が所有する未利用地について、市は８月から月極駐車場として活用すると発表した。
月極駐車場として利用が開始されるのは、秦野警察署向かいにある約９２０平方メートルの土地（秦野市鈴張町５８０の６）。一部は近隣店舗の契約駐車場として貸し出し、一般に対しては10区画を募集する。１区画は２・５ｍ×５ｍで区画内に輪止めを設置、未舗装砂利敷きとなる。駐車料金は月５０００円。
募集受け付けは８月３日（月）から７日（金）（午前９時〜午後５時、最終日は３時）までで、駐車区画の選定が抽選で行われる。それ以降は、駐車区画に空きがある場合のみ申し込み先着順で受け付けるという。
申し込み方法は、水道局水道業務課（秦野市曽屋８３０の１）に申込書・区画希望表を直接持参する。問い合わせは同課【電話】０４６３・８３・２１１１へ。
未利用地、収入源に
同土地にはかつて鈴張配水場があり、１９８３年に水道管の敷設整備に伴い運用が停止された。１９９２年には土地の一部（５３８・88平方メートル）を売却。残りの土地については資材置き場などに使用されてきた。
同課によると現在は節水などの意識から水需要が減少し、水道料金が減収しているという。そこで、経営努力の一つとして資産の売却などで収入確保をめざし、同土地についても売却地として今年２月に一般競争入札を行った。しかし買い手がつかなかったため、月極駐車場として一般市民に貸し出し、賃借料収入を得ることにしたという。
水道局所有地を月極駐車場として貸し出すのはこれまでにも例があるが、10区画規模は初めて。同課では「近隣にチラシを配るなどして、少しでも収入を得る努力をしてきたい」と話している。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
＜PR＞
