説明に聞き入る参加者
商店主や従業員等を対象にした初の「認知症サポーター養成講座」が８月４日、秦野商工会議所で開かれた。主催は、秦野市商店会連合会と秦野市西商店会連合会。26人が参加した。
市内でも高齢化が進む中で、商店主らが認知症の正しい知識を持ち、安心して暮らせるまちづくりに貢献しようと企画された。
当日は、市高齢介護課の職員が講師となり、市内高齢者の割合が年々増加している状況や、再現ＶＴＲの映像を見せながら認知症の人への応対方法などを説明した。ＶＴＲには、認知症の人が買い物をする際に簡単な計算でも難しくなり会計で困ってしまう場面や、店員の具体的な対応の方法も紹介された。
参加者は「実際にお年寄りが買い物に来られることが多い。講座を受けて、これからの接客などに生かしたい」や「来店した人だけでなく、店の前を通る人にも注意したい」などと感想を話した。
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